明日之所在
5.0分
「あの時から・・・私は明日を見失った。ー」
2021年、KOBELCOで営業として働く明日実は
会社の抱える様々な課題への無力感を覚え、
仕事にやりがいを見いだせずにいた。
「辞めたい」と上司に打ち明けようとしたその時、
一冊の社史が不思議な光を放ち、明日実を1905年の神戸へと導く。
そこで出会ったのは、熱意と理想にあふれる神戸製鋼所創業当時の人たち。
そして、不器用ながらも
工業の発展を信じて夢を追いかける明治時代の青年トラスケ。
生きる時代の違う二人は、社史に導かれ、
歴史の原点から「いま」へとKOBELCOの歴史を駆けめぐる旅に出る。
苦難を乗り越え、未来を信じて挑戦を続ける人々。
時を超えて受け継がれる想いに触れながら、
二人が選んだ未来とは?